基礎知識 (6) うつ病と関わりの深い病気

<双極性障害>

うつ病のような抑うつ症状が見られる精神疾患として、うつ症状だけではなく精神的に活発になりすぎてしまう双極性障害(いわゆる躁うつ病)があります。

双極性障害では、精神的に活発になりすぎていろいろ問題が出てくる、躁状態とよばれる時期が見られます。双極性障害はうつ病とは違った治療が必要になるので、注意が必要です。

<適応障害>

はっきりとしたストレスの原因がある場合、そのストレスが発生してから3ヶ月以内に情緒や行動の症状が出現し、普通以上の苦痛を感じているか、社会的または職業、学業上において著しい機能障害を呈している場合は、適応障害と呼び、うつ病とは区別します。

適応障害は、ストレスの原因がなくなれば、症状がその後さらに6ヶ月以上持続しないという条件があります。

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