呼吸法を始める前に - 準備と注意
- 風邪をひいていたり、ぜんそくなど呼吸器系疾患の既往があって、鼻での呼吸が苦しい場合は、無理にやらないようにしましょう
- 呼吸法を始める前に、衣服を緩めて楽な姿勢(身体のどこにも力が入っていない状態)を取りましょう
- 目は開けていても閉じていても構いませんが、閉じた方がやりやすい場合が多いようです
- 『新鮮な空気が鼻から入って、それが全身に広がっていくイメージ』を浮かべながらやりましょう
呼吸法のやり方とポイント
やりかた
- 腹式呼吸で鼻からゆっくり息を吸う
- 口を閉じて息を吸いましょう
- 息を吸うときは、肩や前胸部を動かさないように(胸式呼吸にならないように)して、おなかを膨らませる感じで(横隔膜を使って)息を吸いましょう
- ゆっくり息を吸った後に、1秒程度の短い間を取る
- 口からゆっくり息を吐く
- 息を吐く時は、一気に吐こうとせずに「ふーっ」とゆっくりと吐きましょう
- 吐き切った後でもすぐに息を吸おうとせず、少し長めの間をおいてから次の息を吸う
ポイント
- 目安として、1分間に6~8回呼吸をしましょう。
- 呼吸に焦点をおき、呼吸を意識化するよう心がけましょう。
- 効果的なリラックス法
- 呼吸法とは?
- 呼吸法のやり方
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