STEP 4:それ以外の別の考え(反証)を書き出す
STEP 2で選んだ考え(思考)について、それ以外の考え、つまり「反証」を考えます。思いついた別の考え(反証)をできるだけたくさんワークシートの「それ以外の別の考え(反証)」に記入します。
それ以外の考え(反証)が複数あった場合には、それぞれが『現実に、どれくらいありそうに思えるか』を0~100の数値をカッコ内にくくって後につけます。
書き方のコツ
- その考え(反証)が効果的かどうかや、実際にありそうに考えられるか、などといった判断はとりあえず保留して、思いついたものをすべて記入しましょう。
- なかなか反証を思いつかない場合は、『もし自分が友人にアドバイスをするとしたら』という視点で考えると、アイディアが出やすくなります。
- 自分ではどうしても思いつかない場合は、誰かに相談して意見をもらっても良いです。その場合には、自分で考えるときと同じように、もらった意見に対して判断をするのは避け、すべて記入しましょう。
以下は書き方の例です。参考にしてください。
嫌な気分になった状況:
- ○月×日△時頃、上司に会議でのプレゼンを命じられた時
その時の気分:
- 不安(90)
- ゆううつ(80)
その時考えていたこと:
- 失敗してみんなに笑われるんじゃないか
そう考える理由(根拠):
- 前回のプレゼン後に上司から『これではダメ。もっと頑張れ。』と言われた
それ以外の考え(反証):
- 今回も失敗すると決まったわけじゃない(80)
- プレゼンの内容がダメ=人間としてダメ、というわけではない(70)
- 事前に上司や同僚に内容についてコメントをもらえばいい(80)