呼吸法とは、心と体を安定させ、コントロールするための簡単な方法で、過呼吸、胸の痛み、パニック発作、不安、抑うつ的な状態、筋肉の緊張、頭痛、だるさ、不眠、イライラ感などの症状を和らげる効果が期待できます。
呼吸法では、呼吸を整えることを通して“自分を整える”ことが目標となります。
呼吸法をすることで期待できる効果
- 鼻から息を吸うことで、鼻腔内の神経末端が刺激され、神経系を落ち着かせる効果がある
- 横隔膜や肺の規則的な動きは、副交感神経優位の状態(リラックスしている状態)を促進する
- 自分の呼吸の状態や身体の変化に注目したり、呼吸法をしながらリラックスできるイメージなどを思い浮かべることで、不安などから意識をそらすことができる
- 呼吸法で不安などの症状の改善やコントロールができるという感覚がもてると、症状を自分でコントロールできる自信がつき、不安が和らぐ
- 緊張や不安の高まりは、呼吸を速めたり呼吸のリズムを乱したりするため、呼吸法を使って乱れた呼吸を落ち着かせることができると、高まった緊張や不安を和らげることができる
- 効果的なリラックス法
- 呼吸法とは?
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